隣の土地の使われ方

周囲の環境は土地選びの重要なポイント

土地探しは広さや安さも重要な選択肢ですが、周囲の環境も無視できません。特に家を建てたり駐車場を作るなどの目的で土地探しを行う場合、隣接する土地がどのように使われているかで環境の良し悪しが決まると言えます。ごみや汚泥などの廃棄物が山積みになっていたり、頻繁に車両が出入りするような土地が隣にあると非常に環境が悪いと言わざるを得ません。また、まったく手入れがされていない雑草だらけの荒れ地も花粉の飛散や害虫の繁殖といったトラブルの発生源になります。土地探しを行う際は必ず現地を訪れ、目的の土地の周囲がどのような状態になっているかを確認しなければいけません。書類だけを見て安易に即決すると後になって後悔することになるので避けます。

建物がある場合の注意点について

隣の土地に建物がある場合、方角や建物の大きさに注意する必要があります。探していた土地に住宅などの建物を作る場合、日当たりの良し悪しは無視できない事柄です。隣の土地に大きな建物があるために真昼でも室内が薄暗い状態になってしまう可能性は否定できません。室外機から放出される熱風がまともに当たってしまうケースもあることから、探している土地の使い方によっては物件を選び直すことも考える必要があります。土地探しは希望する物件が見つかったとしても安易にその物件を選んではいけません。周囲の環境の良し悪しがその土地の価値を左右するとも言えるので十分に注意したうえで判断します。複数の不動産業者を比較するのも優良物件を探す工夫のひとつです。