生活に欠かせない周囲の道路状態

実際に車を走らせて土地周辺の運転しやすさをチェック

土地探しをする際は、土地そのものの状況だけでなく、土地周辺の道路状態までしっかり確認する必要があります。例えば、自家用車を持っているなら、車が通るのに十分な道路幅があるかは必ず確認しましょう。対向車とすれ違うのがギリギリになったり、車庫入れの際切り替えしできるだけのスペースがなかったり、運転に支障をきたすような状態ではないかチェックが必須です。また、見通しが悪いところなど、交通事故に発展する危険性の高い場所がないかも確認しておきましょう。良い土地であっても、出掛けるたび、帰宅するたびにビクビク運転しなければならない場所では気が疲れてしまいます。スムーズに運転できるような道路環境が整っているか、実際周辺を運転しながら調べてみてください。

大通りならではのデメリットにも注目しよう

それでは大きな道路に面した土地であれば安心安全かと言えばそうも言いきれません。例えば、小さな子供がいる場合、車通りの多い大きな道路が近くにあるのは危険だと考える人もいるでしょう。車の数が多ければ、その分事故が発生する可能性も高くなります。また、大通り沿いの場合、車の音が自宅まで響いて気になってしまうというパターンも考えられます。大きな道路はさまざまな種類の車が通ります。トラック、バス、消防車、救急車など大きな車両や大きな音が鳴る車両が通るたび、やかましく感じていては落ち着いて生活できません。アクセスしやすい・夜遅い時間でも歩きやすいなど、メリットもありますが、デメリットを無視すると実際暮らし始めてから後悔に繋がる可能性もあります。ぜひ土地探しの時点でさまざまなシミュレーションをしてみてください。